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ラスベガス生活がはじまって

7月にラスベガスへ引っ越してきてから、あっという間に2ヶ月近くが経ちました。

思いがけず仕事の変化が重なって、忙しすぎてアップデートできなかったのですが、忘れないうちにラスベガス生活について書いておこうと思います。

Night View

意外に過ごしやすい気候

まず最初に、一番心配していた気候について。到着した当初が気温のピークで、華氏113度(摂氏45度)という超絶猛暑だったのですが、結論をいえば「意外と問題ない」。むしろ、先月に出張で行った東京のほうが蒸し暑くて不快感が強かったです。

というのも、ラスベガスは湿度がほぼゼロの砂漠気候。これだけ気温が高くても、汗ダラダラということがありません。汗かきの人間にとっては、全身が汗だくになって、それが冷房で冷やされるというのが究極の不快感なのですが、そういうことが起きないのです。汗かきでない人にとっての夏というのはこういう感じだったのか、とある意味で新鮮な経験です。

ただし、陽射しの強さは桁違いですから、自動車の窓に断熱フィルムを取り付けるのは必須です。この処置をしてからは、外出時にも快適に過ごせるようになりました。屋外の駐車場にしばらく停車するとハンドルが握れないぐらい熱くなりますが、これもサンシェードを使うようになってから解決。

DC AUTO

サンマテオ・サンフランシスコ時代には、どんなに暖かい日でも夜になると冷えるので、Tシャツだけで一日過ごせるということが年中通してほぼなかったのですが、今ではシンプルにTシャツ・短パン・サンダルという軽装がちょうど良いので、いたって快適です。というか、むしろカリフォルニアこそがこういう気候だと思っていたのですが。。。アメリカ人がちょっと暑いと感じるぐらいの温度が日本人にとってはちょうどいい、という、エアコン設定温度をめぐる飽くなき戦いはよく知られていますが、その傾向はここでもあてはまりそうです。

ひんやり気持ち良い明け方も素晴らしく、エアコンが必要なのは午後の数時間だけだし(ただし、これは建物全体にエアコンが効いてて外部から熱を取り込むのは窓側の一面のみという高密度なコンドミニアムで、かつ北向きの部屋ゆえかも知れませんが)、年中暖房を入れっぱなしだったサンフランシスコ時代とくらべて、トータルで見れば生活空間の気温に関しては改善されたという印象です。

さまざまな出来事

想定外だったのは、夏はモンスーンの季節で、結構雨が降るということ。それも、洪水を引き起こすような激しい雷雨もあります。こんな感じで道路が完全に冠水して、車が流されたりしてました。正直これは怖かった。。。

Flood

この夜には大規模な停電も起きて、エレベーターが停止したため、30階以上という高層階にある自分の部屋に戻ることができずロビーで復旧を待つことになり、翌朝は海外出張のフライトなのに準備どうしよう、そもそも飛ぶのかな?などと心細い思いをしたりしました。

この他にも、引越し業者が荷物を配達してくる日を勝手に二週間も遅らせたり、やっと届いたと思ったら荷物が半分しかなかったり、家具を買ったらことごとく配送中に壊れてたり部品が足りなかったり、、、

Crushed on Arrival

というアメリカ生活でありがちな地雷をフルコースで踏んでエネルギーを吸い取られたりもしましたが、悪いことばかりではありません。

到着してすぐに独立記念日の花火を自宅の部屋から楽しんだり、

Fireworks

ジモティーの友人に歓迎してもらったり、

JayShirley

やたらクオリティが高くてしかも安い和食レストランがたくさんあることに驚いたり、

Yu-Yu Ichiza Inaba

新居で無料の朝食とコーヒーが提供されたり(管理費に含まれているわけですが)、

Breakfast

毎朝ベッドからゴージャスな日の出を眺めたり、

Sunrise

ラスベガスのRubyユーザグループLVRUGに参加してみたり、

LVRUG

壮観なMount Charlestonの山火事を目撃したり、

Wildfire

いい感じのコワーキングスペースに通い始めたり、

CoBiz CoBiz CoBiz

こんな感じで色々な出来事を楽しんでいます。

いろいろ忙しくて、まだ「いかにもラスベガス」っていうストリップ界隈に繰り出す機会はぜんぜんないのですが、新しい生活の基盤はようやく整ってきました。

ラスベガスに足りないもの

逆に、ラスベガスに来てから不便を感じることとしては、

  • ニジヤやミツワのような大手の日系スーパーがない
  • サンフランシスコにあったようなオシャレ系のカフェがほとんどない
  • 緑の草木がほとんどない(砂漠なので。。。)

の3つです。

小さな日系のスーパーはいくつかあるのですが、やはり品揃えがちょっと物足りないです。本国の勢いを反映してか、韓国系のスーパーは巨大なのがあって、そこに日本製の商品や日本食の食材も置いてあるので何とかなるのですが、かゆいところに手が届かない。和食レストランはサンフランシスコよりレベル高いのですが、どうやって食材調達してるんでしょうかね?ロサンゼルスから取り寄せてるのかな?

逆に、この3つさえ我慢できて、あと街中にあるあまり上品とはいえない看板類に慣れてくれば、物価は目に見えて安いし、町の歴史が浅いゆえにいろいろなものがモダンで新しくて便利だし、ポテンシャルの高さを実感できます。

住めば都

今回は勢いでラスベガス移住を決めてしまったので、住み始めてから知ったことですが、ラスベガス西部のサマリン、南東部のヘンダーソンは落ち着いた感じの街で、住民の所得水準や教育水準も高く「全米住みやすい街ランキング」のトップ常連です。いってみればベイエリアでいうクパチーノやフォスターシティみたいな雰囲気で、そういう郊外の選択肢もちゃんとある。

住めば都とはよくいったもので、今まで色々なところに住んできましたが、どの街にもそれぞれに良さがあります。最初はなじめなくても、住んでいるうちに大好きになっていく。引っ越す前は、どうしてもネガティブな面ばかりが気になって、これで正しかったのだろうかと選択を疑ったり不安になったりするのですが、エイヤで実行してしまえばたいてい杞憂で、むしろ良い方向に発展する。これ、仕事や結婚など、人生で大きな決断をするときには何にでもあてはまる気がしますね。一度決めたら、とことんポジティブにやりきることが大事。

こんな感じで、引き続きラスベガスでの生活をエンジョイしていきたいと思います。

そんななか、新しいスタートアップの起業準備のためロンドンに行ってきたりしたのですが、そのあたりについてはまた今度。